松江城大手門の復元資料に500万円の懸賞金! |
2013年10月23日 |
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
先日行った松江城は、全国で現存する12天守のうちのひとつで、国指定の重要文化財です。

今、大手門の復元をするために懸賞金を出して、資料を集めています。
その額、なんと500万円!

明治8年広島鎮台は、松江城諸建造物と三の丸御殿を民間に払い下げることとし、ことごとく取り壊されました。
天守閣は180円で落札されましたが、出東村の勝部本右衛門、高城権八らにより資金を調達、買い戻され取り壊しは中止、保存されることとなったそうです。※当時米一俵が3円弱といわれたそうです。
お城の内部を紹介します。

桐の階段
板の厚さ約10センチメートル、階段の幅1.6メートルで1階から4階の各階の間に設けてある。階段を引き上げたり、防火防腐のために桐を使ったもので他の城では見られない特殊なものである。

寄木柱
柱は、肥え松の一本の柱の外側に、板を揃えて寄せ合わせ、これを金輪で締めて太い柱が作られている。この寄木柱の方が、普通の柱より力学的に強く、吉晴の苦心の作である。(松江城ホームページより)
中津城も天守閣や大手門、矢倉等の設計図、写真等が残っていないため、建物の復元が難しいと聞いています。
今、懸賞金はありませんが、ご自宅に眠っている写真等がありましたら、お寄せください。